日常読誦経典 はじめに



木岡居士の日常読誦経典パーリ語解説

 これは、アラナ精舎でパーリ語の初心者講習の講師をつとめる木岡居士が日常読誦経典のパーリ語を解説したノートを文書化したものです。パーリ語初心者が日常読誦経典を勉強する際の参考になるように、単語の一つ一つが解説されています。パーリ語について、また教典の内容について、より理解を深めていただくためのツールとして皆様に提示させていただくものであります。
 アラナ精舎では月一度パーリ語セミナー初級クラスで日常読誦経典を勉強していますが、初心者講習を受けてもセミナーに参加できない方々がおられます。また独自に一人で勉強を継続している方々もおられると思いますので、そのような方々の一助になれば幸いです。
 とはいえ、ここにあるのは一つの解釈であって、ここに解説されていることが唯一の正解という訳ではありません。木岡居士独自の訳も掲載してありますが、その点ご了解の上でご利用ください。




 【略語表】

<品詞> 形容詞(a.)代名詞(pron.)数詞(num.)副詞(adv.)接続詞(conj.)間投詞(interj.)前置詞(prep.)
       接頭辞(pref.)接尾辞(suf.)不変詞 (indecl.)
<性> 男性(m.)中性(n.)女性(f.)
<数> 単数(sg.)複数(pl.)
<格> 主格(nom.)対格(acc.)具格(instr.)奪格(abl.)与格(dat.)属格(gen.)処格(loc.)呼格(voc.)
<人称> 一人称(1)二人称(2)三人称(3)
<動詞> 現在形(pr.)未来形(fut.)アオリスト(aor.)完了形(pf.)命令法(imp.)願望法(opt.)
       受動動詞(pass.)使役動詞(caus.)連続体(ger.)不定体(inf.)現在分詞(ppr.)過去分詞(pp.)
       未来受動分詞(grd.)


 【本文の見方】

 【参考文献】

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